【C大阪】“モリシ社長”タイトル狙う…新体制発表

スポーツ報知
あいさつをするC大阪・森島寛晃代表取締役社長

 C大阪の森島寛晃社長(46)が14日、大阪市内のホテルで新体制発表会見に出席した。日本代表として98、02年W杯に出場した「モリシ社長」がサポーターの前に姿を見せるのは、昨年12月の就任以降初めて。「クラブが一丸となってタイトルを目指していく」と、ルヴァン杯と天皇杯の2冠に輝いた17年度以来のタイトル獲得を宣言した。

 経営者になったミスター・セレッソが冒頭、あいさつに立つと約1000人が詰めかけた会場から「社長ー!」と歓声が飛んだ。始動したこの日の練習を早速チェックし「みんないい顔をしている」。選手に対しては「皆から愛されるのがセレッソの良さ。一人一人が感謝の気持ちで献身的にやっていこうと言いました」と訓示したことを明かした。

 サポーターからの質問に答えるコーナーでは、昨季主将を務めた元日本代表MF山口ら主力の移籍が相次いだことを問われ、大熊チーム統括部長が「大変申し訳なく思っております」と謝罪する場面もあった。くしくも2月22日の開幕戦(ヤンマー)は、山口を含む大型補強を敢行した神戸との因縁マッチ。MF清武は「注目度は高いと思う。落とせないですね」と意気込んだ。(種村 亮)

サッカー

×