【高校サッカー】青森山田、三国&橋本が兄弟V

スポーツ報知
決勝を観戦した青森山田DF三国の兄・三国スティビアエビスさん

◆全国高校サッカー ▽決勝 青森山田3―1流通経大柏(14日・埼玉スタジアム)

 青森山田(青森)が、2大会ぶり2度目の優勝を果たした。前回準Vの流通経大柏(千葉)に先制されたものの、J1札幌内定のMF檀崎竜孔(だんざき・りく、3年)の2ゴールで逆転に成功。後半43分に途中出場のFW小松慧(3年)がダメ押し弾を決め、3―1で勝利した。檀崎は大会直前の昨年12月に突然の主将交代の悔しさをバネにして今大会にかけた。2016年度優勝時と似た強い個性が光るタレント軍団が結束し、4058校が出場した平成最後の大会で再び頂点に立った。

 J2福岡内定のDF三国が、初優勝した16年度大会の左サイドバックだった兄・スティビアエブスさん(順大2年)との“兄弟優勝”に輝いた。試合後はピッチで涙を見せ「兄弟で日本一になれてうれしい」と感慨深げ。スタンドで観戦した兄は「高さを武器に日の丸を背負って活躍する選手になってほしい」と期待した。DF橋本も前回優勝時のDFだった兄・恭輔さん(新潟医療福祉大2年)に並ぶ日本一に輝いた。

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