【熊本】元日本代表・巻、現役引退「今後はサッカー界の発展のために」プロ16年で終止符

スポーツ報知
巻誠一郎(2016年撮影)

 J3熊本は15日、元日本代表のFW巻誠一郎(38)が現役を引退すると発表した。16日に熊本市内で記者会見を行う。契約更新へ向けて交渉していたが、本人の意思が固かったという。

 巻はクラブを通じて「プロサッカー選手として16年もの間プレーできたのも、たくさんの方々に支えていただいたおかげ。最後に生まれ育った熊本でプレーできたことは幸せでした。今後はサッカー界の発展のためにできることをしたい」とコメントした。

 熊本・大津高、駒大を経て2003年に市原(現千葉)でデビュー。「利き足は頭」という184センチの長身を生かしたヘディングを武器に活躍した。06年ドイツW杯の日本代表にジーコ監督からサプライズ選出されるなど、国際Aマッチ通算38試合8得点。ロシア、中国のクラブ、東京Vを経て14年から昨年まで熊本でプレーした。J1通算207試合53得点、J2同231試合16得点。

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