【鹿島】新１０番は１９歳ＭＦ安部に決定　新体制発表

　鹿島は１６日、神栖市内で、２０１９年シーズンの新体制発表会を行った。

　今季のクラブスローガンは「Ｆｏｏｔｂａｌｌ　Ｄｒｅａｍ　かわる」に決定。今季は昨季初制覇したＡＣＬの連覇に加えて、３年ぶりのＪ１優勝を目標に掲げる。伝統を継承しながらも、クラブ全体で「かわる」ことを恐れず、進化していく意味が込められている。

　空き番号になっていた１０番は、Ｕ―２０日本代表ＭＦ安部裕葵（１９）に決定。昨年はリーグ２２試合出場２得点と主力に成長。１２月のクラブＷ杯（ＵＡＥ）でも得点を挙げるなど急成長を遂げたことから、期待を込めて１０番を任された。

　新体制発表には、横浜Ｍから加入したＦＷ伊藤翔（３０）、清水から加入したＭＦ白崎凌兵（２５）らに加えて、１月の高校サッカー選手権で準優勝に輝いた流通経大柏から加入したＤＦ関川郁万（いくま、１８）も出席。３３番を背負うセンターバックは「小さい頃から憧れてきたクラブ。やるからにはすぐレギュラーを取りに行くぐらいのつもりでやりたい」と意気込んだ。