元日本代表MF二川が関西1部FCティアモ枚方へ完全移籍

スポーツ報知

 関西1部のFCティアモ枚方は18日、G大阪から元日本代表MF二川孝広(38)を完全移籍で獲得したと発表した。二川は1999年にG大阪の下部組織からトップに昇格。2016年にJ2東京Vに期限付き移籍するまでの17年、G大阪でプレーし、J1通算430試合47得点の記録を残した。昨季はG大阪からJ2栃木に期限付き移籍し、7試合に出場。今回は自身初めての完全移籍となり、ユース時代から22年、籍を置いてきたG大阪のレジェンドがクラブを去ることになる。

 J1から数えて5部に相当するリーグに所属する枚方は将来的なJリーグ加盟を目指し、鹿島などで活躍した元日本代表MF野沢拓也らJリーグ経験者7人を獲得。積極的な補強を進めている。「高い技術」「豊かな発想力」を持つ二川と野沢が中盤で組むとなれば、Jリーグでは見られなかったファンタジスタの共演が実現し、観客を魅了するサッカーを展開できそうだ。

 二川は枚方を通して以下の通り、コメントを発表した。

 「この度、ガンバ大阪から加入しました二川孝広です。僕が育った高槻市の隣にある枚方市は、子供の頃からサッカーの試合などを通して馴染みのある場所でした。その枚方の地を拠点に活動するFC TIAMO枚方でプレーするチャンスをいただけたことをとても嬉しく思っています。チームが目指すJFL昇格を実現するために、ともに戦うチームメイトや『サッカー』に対するリスペクトを忘れずに全力で戦います。よろしくお願いします」

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