【盛岡】桜山神社で必勝祈願 復帰の石井圭太、カズから刺激

スポーツ報知
岩手・桜山神社でおはらいを受ける盛岡イレブン

 J3いわてグルージャ盛岡は20日、岩手・盛岡市内の桜山神社で必勝を祈願し、イオンモール盛岡内で新体制を発表した。昨年12月に横浜Cとの契約が満了になり、トライアウトを経て3季ぶりに盛岡に復帰したMF石井圭太(23)は「(クラブに)恩を返したい」と決意を口にした。背番号は「5」に決まった。

 横浜Cでの石井にとって、FW三浦知良(51)の存在が大きな刺激だった。練習前の早い時間からストレッチなどで準備をするカズの姿を見ただけでも「自分も早く来て準備を始めて、練習開始から全力を出せるようになった」と振り返る。昨季J2で13試合に出場したが、満足はしていない。「全試合に出場してチームを引っ張りたい」と闘志を燃やした。

 チームは今季からクラブ名を「グルージャ盛岡」に「いわて」を加え、ホームタウンも岩手県内の全自治体に広げた。2月1日付けで新社長に就任する宮野聡氏(33)は「岩手県民の生活に彩りを付けられるように、(クラブのサッカーを)文化の一つにしたい」と抱負を語った。(海老田 悦秀)

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