【磐田】新加入選手紹介〈1〉森谷賢太郎 大久保と再び輝き、少年に雄姿見せる

スポーツ報知
キャンプ初日で体を動かす森谷

 J1チームの新加入選手を8回にわたり、順次紹介する。第1回は川崎から加入したジュビロ磐田の森谷を取り上げる。

 23日の今季初の練習試合・FC刈谷戦(東海1部)で強烈ミドル弾を放った。惜しくも枠は外れたが、名波浩監督(46)も「ストロングポイントを見せてくれた」とたたえた。リーグ2連覇中の川崎で学んだ攻守の切り替えやミスの少なさも期待されている。

 ロシアW杯で3位に輝いたベルギー代表の司令塔MFデブルイネ(27)が、所属するマンチェスターCでつける背番号17を選択。川崎時代、ある小学生低学年の男の子と交流があった。練習場に来て髪形も真似てくれたが、出場機会に恵まれなかった昨季、退団を察し交流が途絶えたという。「SNSであの子が悲しんでいると耳に入ってきた」。その子が好きな選手の番号を背負うことで、感謝のメッセージを込めた。

 FW大久保嘉人(36)とは5季プレー。「川崎時代のように(大久保を)生かすプレーをしたい」。磐田に順応しきれていない背番号22と、周囲の潤滑剤役も果たし、昨季出場3試合に終わった悔しさを晴らす。(山田 豊)

 ◆期待される役割と主なライバル

 パスとシュートが売り。名波監督好みの攻撃的ボランチとして、ボランチの位置を田口、上原、ムサエフらと争う。

 ◆森谷 賢太郎(もりや・けんたろう)1988年9月21日、横浜市生まれ。MF。横浜Mユース、筑波大を経て11年横浜M加入。13年川崎加入。昨季はリーグ戦3試合0得点。J1通算113試合12得点。利き足は右。173センチ、65キロ。血液型AB。既婚。

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