【川崎】東京Ｖに５発で快勝　小林悠、シュート０本も「感覚は良い」

◆練習試合　川崎５―０東京Ｖ（６日、沖縄・吉の浦公園ごさまる陸上競技場＝４５分×３本）

　川崎は６日、沖縄・中城村での２次キャンプでＪ２東京Ｖと練習試合（４５分×３本）を行い、５―０で勝利した。

　ＦＷ小林悠（３１）は３本目に先発。裏への素早い抜け出しで好機をつくったが、シュートはゼロ。広島から新加入のＤＦ馬渡ら若手５人が得点する中、自身はＪ２水戸との練習試合（４日）に続き無得点だった。それでも「感覚は良い。リーグ３連覇、ＡＣＬと、タイトルを多く取るために期待に応えたい」と得点量産を掲げた。

　昨年１０月に日本代表メンバーに選出されたが、左足首外側じん帯損傷で辞退した。この日の試合前は入念に時間をかけてアップし「１年通して、けががないようにやりたい」。日本代表のエースＦＷ大迫勇也にも劣らない決定力抜群のストライカーとして期待がかかる。「チームの結果が代表に直接つながる。チームで結果を残すことが大事」と代表復帰を誓った。（星野　浩司）