【磐田】ロドリゲス、「視野広がった」VSエムバペ&ロッベンの経験

スポーツ報知
競り合いながらドリブルするロドリゲス(左)

 J1ジュビロ磐田のFWロドリゲス(23)=前モルドバ・シェリフ=は、恵まれた体格で相手DFとの1対1を圧倒し、スピードに乗ったドリブルの推進力を大きな武器にする。清水との練習試合(6日、1●3)で先制ヘッド。初めてのJ1との対戦だったが、攻撃の起点にもなり開幕スタメンを猛アピールした。

 ルクセンブルク代表として13試合に出場。特に17年9月3日のロシアW杯欧州予選フランス戦が記憶に残っている。「ポグバ(マンチェスターU)やエムバペ(パリSG)が出ていた。後のW杯王者になった国に0―0で引き分けられたことは自信になった」。元オランダ代表MFロッベン(バイエルン)らとも対戦し「視野が広がった」と振り返った。

 日本になじもうと努力している。輪ゴムを補助にし、箸の動かし方を基礎から学んだ。今では自在に動かせるようになり「全てのものがおいしいよ」。すでに6か国語話せるが日本語習得も目標だ。J初のルクセンブルク人はすべてに貪欲だ。(山田 豊)

 ◆ジェルソン・ロドリゲス 1995年6月20日生まれ。FW。ルクセンブルクでプロ生活を始め、昨年からモルドバのシェリフでプレーし22試合8得点。ルクセンブルク代表デビューは17年ロシアW杯欧州予選・フランス戦。同代表通算13試合無得点。182センチ、81キロ。

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