【神戸】イニエスタ、ビジャ、ポドル見たい!国内キャンプに4000人が集結

スポーツ報知
大勢のサポーターが見守る中、軽快な動きを見せる神戸・イニエスタ

 神戸が10日、沖縄・金武(きん)町フットボールセンターで2次キャンプをスタートした。新加入した元スペイン代表FWダビド・ビジャ(37)や、昨夏に加入した同代表MFアンドレス・イニエスタ(34)にとっての国内初キャンプに約4000人が集結。人口約1万1000人の町がフィーバーに沸いた。

 今季始動後、練習が一般公開されたのは米国での1次キャンプだけで国内では初めて。今キャンプでの練習公開日もこの日だけとアナウンスされており、元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ(33)を加えたスター3選手を見ようと練習場をファンが取り囲んだ。同所は浦和や札幌などもキャンプで使用しているが来場数は史上最多。同町の関係者は「これだけの人数は見たことないです」と驚いた。午前に那覇空港に到着した際は、ロビーに居合わせた学生たちが「イニエスタおる! えぐい」「ビジャ! ビジャ」などと大騒ぎになった。

 ポドルスキは「これだけ多くの方が来てくれたのは、すごくうれしいよ」と笑顔。反響の大きさを考慮して、クラブは11日も練習公開を決めた。夜には名護市内で、キャンプ地では初となる楽天との合同懇親会に出席。ビジャは「今はこのクラブを、より大きなチームにしていくことが楽しみ」と期待に胸を膨らませた。(種村 亮)

 ◆神戸の昨季フィーバー 昨年5月26日、イニエスタが本拠地のノエスタで行われた歓迎イベントに出席した際は、2日前の告知で8281人のサポーターが集まった。同7月25日にはイニエスタの入団後、初めての一般公開練習をノエスタで実施。神戸市内での練習は同月から一般非公開となっていたため、無料開放のバックスタンドには、平日の朝にもかかわらず約1000人が駆けつけた。

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