【清水】テセか滝か、北川の相棒がカギ…開幕戦を担当記者が先発予想

スポーツ報知
まるで休日の親子!? 162センチ、62キロのMF水谷がFW鄭大世の上にひょっこり。遊んでいるわけではなく、スクワットで鍛えていました

 今季のJ1は22日に開幕。ジュビロ磐田は23日にホームで松本と、清水エスパルスも同日、敵地広島での初戦に臨む。共に鹿児島で行われたキャンプでの練習試合では、磐田が実戦2勝1分け2敗、清水は1勝1分け1敗。磐田担当・山田記者と清水担当・武藤記者が、現時点での開幕スタメンを占った。

 【広島VS清水 23日14時・Eスタ】

 先発を固定する傾向が強いヤン・ヨンソン監督(58)だが、今キャンプは試行錯誤していると感じた。終盤には3―5―2の新布陣にも着手。指揮官は併用も示唆しているが、ここは基本の4―4―2に沿って考える。

 ◆GK 3年連続フル出場を目指す六反が濃厚。ただ合宿最終のFCソウル戦は最年長・38歳の西部が先発しており、正式決定には至っていない。

 ◆DF 右サイドバック(SB)・エウシーニョ、左SB・松原は“鉄板”。センターバック(CB)はブラジル人のバンデルソンが当確。もう一枠を元韓国代表・黄錫鎬とU―21日本代表・立田が競う。実績ではソッコが優位だが本職に戻った立田の成長も著しい。

 ◆MF 当確はボランチの竹内主将だけ。本来の相棒は河井だが、右太もも裏痛から復帰したばかりで開幕は現実的ではない。候補は新助っ人のヘナトアウグストと昨季故障でリーグ出場なしに終わった六平。ここまでは六平が主力組で起用されるケースが多い。左は石毛が有力。右は昨季10得点の金子と思われたが、FCソウル戦は新加入の中村が抜てきされ、混沌(こんとん)としてきた。

 ◆FW 日本代表・北川は確実だ。不整脈治療で不在のドウグラスの枠をベテラン鄭大世、2年目・滝が狙う。実績ならテセだが、滝の攻撃センスも捨てがたい。

 当確は現状、5ポジション。全員が高い能力を持つCB争いと、北川の相棒が鍵とみる。(清水担当・武藤 瑞基)

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