【浦和】宇賀神が地元・戸田市内の小学校にサッカーボール寄贈

スポーツ報知
戸田市立新曽小学校にボールを寄贈し、記念撮影する浦和DF宇賀神(後列中央、Charity.org提供)

 J1浦和DF宇賀神友弥(30)が12、13日の2日間で、生まれ育った埼玉県戸田市内の小学校にサッカーボールを寄贈した。かねてから戸田市のサッカー普及のために、市内の子どもたちからサッカーボールを贈って欲しいという要望があり、昨年末に自身が主催した「第2回UGAJIN CUP」の協賛金でボールを購入し、この度実現した。昨年も戸田市立戸田第一小学校と、同市立戸田南小学校にボールを寄贈しており、2年連続の活動となった。

 宇賀神は「この活動を通じて1人でも多くの子どもたちにサッカーの楽しさ、そして仲間を思いやる気持ちを育んでもらいたい」と話した。

 12日は戸田市立新曽小学校に33個寄贈。全校生徒600人の前で贈呈式が行われ、代表して土屋海斗くん(6年)らが受け取った。土屋くんは「宇賀神選手から直接ボールを受け取った時はものすごく緊張しました。休み時間などで頂いたボールを使い、仲間とサッカーを早くしたいです」と笑顔を見せた。菅原教頭は「サッカーは技術力を上げるためだけではなく、人間力を高めることのスポーツ。そういった意味でも今回、宇賀神選手にボールを寄贈して頂いたことを深く感謝いたします」と喜んだ。

 13日には戸田市立新曽北小学校を訪問し、同じ個数を寄贈。6年生の堀口くんは「宇賀神選手から頂いたサッカーボールで友達と一緒に楽しくサッカーをしたい」と喜びの声。宇賀神は自身に続く戸田市出身のJリーガー輩出を目指している。「引き続きこのような活動ができるようにサッカー選手としてまだまだ頑張りたいと思います」と、今後も活動を続けていくことを誓っていた。

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