F東京の17歳FW久保建英、バルセロナ復帰で基本合意か 現地有力紙が報道

スポーツ報知
久保建英

 F東京のU―20日本代表FW久保建英(17)が、スペインの名門バルセロナに来季から復帰することで基本合意したと14日、現地の有力紙「ムンド・デポルティーボ」が報じた。

 久保は6月4日で国際移籍が可能な18歳になる。これまでマンチェスターシティやパリサンジェルマンが興味を示していたが、報道によれば、来季からのバルサ復帰を選び、3部相当のバルサBに加わる見込みだという。アルゼンチン代表FWメッシや元スペイン代表の神戸MFイニエスタも同チームでの活躍が認められ、トップチームに昇格を果たすなど、トップへの登竜門となっている。

 久保は10歳の時にバルサの下部組織に入団したものの、クラブが18歳未満の国際移籍や登録でFIFAの規約に違反。久保もこの件に該当したことから公式戦出場が禁止となり、14歳の時に帰国を余儀なくされた。

 帰国後はF東京の下部組織に入団し、順調にステップアップを遂げた。2017年11月に16歳でプロ契約を結ぶと、昨年8月には出場機会を求めて横浜Mに期限付き移籍。同26日の神戸戦ではJ1初ゴールをマークした。今季からはF東京に復帰し、2月23日の川崎との開幕戦ではスタメンも狙える位置にいる。

 そんな久保をバルサも常に見守ってきた。F東京の下部組織時代には、休暇時にバルサの下部組織の練習に度々参加させるなど、久保とコンタクトを取ってきた。順調に成長を遂げたことから、予定通り復帰させることを決めたもようだ。

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