【仙台】DF大岩一貴が新主将 シュミット&蜂須賀が副主将で守備陣3人が失点減へ牽引

スポーツ報知
笑顔を見せるDF大岩(左は永戸)

 J1ベガルタ仙台の今季主将がDF大岩一貴(29)に15日、決まった。副主将は日本代表GKシュミット・ダニエル(27)とDF蜂須賀孝治(28)。宮崎市内での3次キャンプ4日目のこの日、練習前に発表された。渡辺晋監督(45)が「チームを引っ張るべき存在」と評価する3人が初タイトルを狙う仙台をまとめていく。

 昨季はMF富田晋伍(32)とC大阪へ移籍したMF奥埜博亮(29)、大岩の3人主将体制だったが、今季は1人にした。大岩は「しっかり責任をもってやらないといけないと思います」と表情を引き締めた。

 大岩は3バックの中央で守備を統率する。昨季、1試合1失点以下の目標を掲げてシーズンに臨んだが、結果は34試合で54失点。11位に終わった。今季こそタイトル獲得、リーグ5位以内へ向け、大岩は「選手として、DFとして、目標達成のためにも失点を減らしていかないといけない。守備の中心として声を出してやらないといけない」と改めて気合を入れた。

 生え抜きレギュラーのGKシュミットと右ウィングバックのDF蜂須賀が支える。渡辺監督は沖縄での1次キャンプで選手全員と個別面談し、今季のリーダーを選んだ。「ゲームの中の難しい状況で判断を下したり、ピッチ上の監督としても大きな期待を寄せている」と指揮官。3人は栄光へ導くリーダーの責任を担う。(小林 泰斗)

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