【広島】PK戦で冷や汗辛勝 3年ぶりACL本戦へ
スポーツ報知
◆ACL▽プレーオフ 広島 0(PK4―3)0 チェンライU(19日・広島広域公園陸上競技場)
広島がPK戦の末、チェンライU(タイ)を下し3年ぶり5度目のACL本戦出場を決めた。
広島は前半9分、ペナルティーエリア内でFW皆川が放ったシュートがDFの手に当たりPKを獲得。自らキッカーに名乗りを上げたが、ゴール左を狙った一撃は相手GKの好セーブに阻まれ、先制点をあげることはできなかった。同30分には、コーナーキックのこぼれ球に新加入DFサロモンソンがフリーで飛び込んだが枠を捉えられず。圧倒的にボールを支配しながら、フィニッシュの場面で精度を欠いた。
若手主体のメンバーは後半に入っても流れを変えられず。37分にようやくFWパトリックが途中出場したが、90分間でゴールを奪うことはできず試合は延長戦に。延長戦でも決着はつかず、PK戦に突入した。
PK戦ではチェンライの2、3人目が続けて失敗。決めれば勝利が決まる5人目でMF松本泰が冷静にゴール右隅に流し込み、何とか本戦の出場権をものにした。