【浦和】オリヴェイラ監督、異例の開幕スタメン明言「秘密はない」新戦力の山中を抜てき

スポーツ報知
練習後に記者会見する浦和のオリヴェイラ監督

 J1浦和のオズワルド・オリヴェイラ監督(68)が22日、さいたま市内で記者会見し、23日にアウェーで戦う開幕・仙台戦(23日、ユアスタ)のスタメンを明言した。

 非公開練習後、報道陣から先発メンバーを聞かれた指揮官は「もう決まっている。今週、練習してきたメンバーがスタメンだ」と即答した。

 今週の紅白戦の主力組では、16日の富士ゼロックス・スーパー杯(対川崎、0―1)の先発布陣に、横浜Mから新加入のDF山中を左ウイングバック(WB)で起用。DF宇賀神が右WBにまわる3―5―2の布陣で臨んできた。

 GK西川、3バックは右からDF岩波、マウリシオ、槙野と並び、アンカーにMFエヴェルトン、インサイドハーフにはMF柏木、長澤、2トップはFW興梠と杉本がコンビを組む形だ。

 すでに紅白戦の布陣はメディアでも報道されており、サポーターも練習で見ることができたが、試合前日に指揮官が自ら公言した形だ。異例の予告先発にもオリヴェイラ監督は「仙台の人たちもすでに把握していると思いますし、秘密はない。問題はありません」と余裕の表情で語った。

 山中についても「非常に良いトレーニングができている。チームに順応しようと努力をしている」と高評価し、「宇賀神と山中の両サイドからFWに良いクロスが供給されることを期待している」と両サイドの重要性を強調した。

 ACLとの2冠を掲げるリーグ戦の開幕にむけて、指揮官は「リーグ戦には34試合の決勝がある。そのように挑むと考えて準備をしなければならない。良いスタートを切ることが重要だと考える人もいる。開幕戦の結果も大事だが、最後にどれだけ勝っていたかが重要だ。スタートだけでなく、全体的にバランスよくシーズンを戦えるかということ」と独特な表現で意気込みを語った。

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