【F東京】採点&寸評 名古屋との直接対決制し首位浮上 MF東がMOM
◆明治安田生命J1リーグ▽第4節 F東京1―0名古屋(17日・味スタ)
F東京はホームで3連勝中の名古屋と対戦。1―0で勝利し、首位に浮上した。
両者譲らず0―0で折り返し、後半9分、左サイドのMF東慶悟が、FW永井謙佑へスルーパス。相手DFラインを抜け出す絶妙なタイミングのパスを受けた永井はドリブルでペナルティーエリアへ持ち込むと、GKとの一対一に。冷静に右足で決め、昨季の2試合に続き、古巣の名古屋から3試合連続で得点を奪った。日本代表DF室屋成、好セーブ連発のGK林彰洋ら守備陣も奮闘し、1点を守りきった。
今季リーグ戦無敗で首位に立ったF東京は、30日に敵地で浦和と対戦する。
F東京の採点と寸評は以下の通り。
長谷川健太監督【6・0】開幕戦から先発を変えず、試合ごとに連携が増す。守備から攻撃の切り替えを意識させて勝利
GK〈1〉林彰洋【6・5】前半16分、ガブリエル・シャビエルの鋭い左足シュートを阻止するなど好セーブが光った
DF〈2〉室屋成【6・5】昨季得点王の名古屋FWジョーにも競り負けず。攻守にぶれない安定感
DF〈3〉森重真人【6・5】守備陣を統率し、相手の協力なFWを封じる
DF〈20〉張賢秀【6・5】開始直後のジョーのシュートを阻止。その後も決定機を多くは作らせなかった
DF〈25〉小川諒也【6・5】東との連携で自身も前への意識見せる。後半31分に見せたボールキープ力も〇
MF〈8〉高萩洋次郎【6・0】体を張ったプレーを見せ、中盤で相手のパスを寸断
MF〈10〉東慶悟【7・0】倒れながら出したパスは決勝弾アシスト。気迫の込もったプレーが利いた。MOM
MF〈15〉久保建英【6・5】ドリブル突破を切られる場面もあったが、攻撃の起点に。流れを変えるプレー多い
MF〈18〉橋本拳人【6・0】相手に体をぶつけられ、囲まれてもボール保持。前半38分のチャンスの場面ではゴール前に猛進
FW〈9〉ディエゴオリヴェイラ【6・0】マークを受けながらも、体の強さを生かして前線でボール奪取
FW〈11〉永井謙佑【6・5】裏への抜けだしを狙い続け、決勝ゴール。東との意思疎通に不安なし
MF〈39〉大森晃太郎【5・5】久保に代わり、後半22分IN。特徴を発揮出来ずも意欲は見せた
FW〈27〉田川亨介【―】永井に代わり、後半34分IN。出場直後から勢い十分。出場時間短く採点なし
FW〈16〉ジャエル【―】ディエゴに代わり、後半44分IN。出場時間短く採点なし
※平均点は5・5~6・0。MOMはマン・オブ・ザ・マッチ