G大阪が川崎撃破 宮本監督「危機感を持って取り組んだ結果」

スポーツ報知
川崎戦のG大阪スタメン

◆明治安田生命J1リーグ第4節 川崎―G大阪(17日、等々力)

 G大阪は後半アディショナルタイムに日本代表DF三浦弦太(24)が決勝ゴールを挙げ、2連覇中の王者・川崎に競り勝った。勝利したルヴァン杯・松本戦(13日)と同じく、本来センターバックのDF三浦を右サイドバック(SB)、MF遠藤をトップ下に置いた4―2―3―1でスタートすると、守備で高い集中力を発揮。攻撃はFW黄とアデミウソンの推進力を生かしたカウンターが中心だったが、試合終了際に左サイドバックのDF藤春がオーバーラップしてクロスを送り、これを右サイドバックの三浦が押し込んだ。今季初の完封に、宮本恒靖監督(42)は「ここまで本当に失点が多く(前3試合8失点)て、意図するようなシーズンのスタートじゃなかったが、選手も危機感を持って取り組んだ結果、こういった試合になったと思う」と語っていた。

G大阪の採点と寸評は以下の通り

宮本恒靖監督【6・5】

川崎対策がはまり無失点。狙い通り

GK〈1〉東口順昭【6・0】

シュートコースが限定されていれば、簡単に失点しないことを証明した

DF〈4〉藤春広輝【6・5】

試合最終盤のスプリントで決勝アシスト。最後に大仕事をやってのけた

DF〈5〉三浦弦太【6・5】

慣れない右SBで序盤は後手踏んだが後半は対応。決勝点も挙げMOM

DF〈13〉菅沼駿哉【6・5】

今季リーグ戦初先発で無失点に貢献

DF〈19〉金英権【6・0】

随所に強さ披露。本領発揮も近いか

MF〈7〉遠藤保仁【6・0】

相手に支配される中でもボールを持てば逆を取るパスで時間を創出した

MF〈8〉小野瀬康介【6・0】

ハードワークに加え、中央でチャンスに絡むプレーも板についてきた

MF〈10〉倉田秋【6・0】

ボランチとして速いプレスは魅力的。攻撃で怖さも出せるようになれば…

MF〈28〉高宇洋【6・5】

粘り強い守備で無失点の立役者に。今野不在でもやれることを証明した

FW〈9〉アデミウソン【6・5】

ボールロストは多いが、アイデアあふれる突破は魅力。守備でも奮闘

FW〈16〉黄義助【6・0】

シュートは0だったが、常にDFに恐怖心を与える存在ではあった

FW〈39〉渡辺千真【―】

時間短く採点なし

MF〈14〉米倉恒貴【―】

時間短く採点なし

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