【仙台】シュミット、代表正GK争い挑戦「レベルアップして」チームに還元

スポーツ報知
ハイボールをキャッチする仙台GKシュミット(左からG大阪GK東口、柏GK中村)

 サッカー日本代表は20日、国際親善試合・コロンビア戦(22日)に向け試合会場の日産スタジアムで非公開練習。冒頭15分のみ報道陣に公開された。J1仙台の副主将、GKシュミット・ダニエル(27)は、代表正GK争いに挑むと共に、今季リーグ戦4戦未勝利と苦しむチームへ、浮上のヒントを持ちかえる意欲を見せた。

 今回は、MF香川慎司(30)=ベシクタシュ=、GK中村航輔(24)=柏=らがロシアW杯以来の選出となったほか、FW鎌田大地(22)=シントトロイデン=ら4人が初のA代表入りを果たすなど、1月のアジア杯から13人が入れ替わった。新しい顔ぶれも並ぶ中、シュミットは「代表の選手たちがどういう意識でプレーしているか、練習でどれだけ激しくやっているのか伝えるのも役目。改めて勉強していきたい」とチームへ還元する思いは強い。

 仙台は、現在リーグ戦3連敗でJ1最下位(18位)に沈む。MF奥埜博亮(29)=C大阪=、MF野津田岳人(24)=広島=ら主力が抜けたチームは今季10人の新戦力を迎えるも、3戦連続複数失点と苦戦。「(自分自身も)レベルアップして帰ってきたい」と気合をいれるシュミット。日の丸を背負う経験を糧に仲間を引っ張り、困難を乗り越える。(小林 泰斗)

サッカー

×