【金沢】まさか…終了間際にドロー弾

スポーツ報知
前半12分、先制ゴールを奪ったFWクルーニー(中)は笑顔でチームメートを呼び寄せる

◆明治安田生命J2リーグ第5節 甲府1―1金沢(23日・中銀スタ)

 J2ツエーゲン金沢は、甲府に後半ロスタイムに追いつかれて1―1で引き分け、今季初の連勝を逃した。前半12分に左クロスからFWクルーニー(24)が2戦連発となる先制ゴールをゲットした。しかし勝利が目前に迫った後半ロスタイム3分に、今季甲府に移籍したFW佐藤洸一(32)から“恩返し”の同点ゴールを決められた。

 甲府FWドゥドゥ(28)を倒し、DF長谷川巧(20)が後半28分に2度目の警告を受け退場。数的不利に立たされ、パワープレーでゴール前にくぎ付けにされながら、一線を割らせまいとしたが、最後の最後までは、もたなかった。「追いつかれたのも、いくつか要因がある。勝ち点1を取れて、金沢に帰れることで良しとして次の試合の準備をしたい」と柳下正明監督(59)。長谷川に対しては「若い選手ならではというか。いい勉強になったのではないか」と反省を促した。(西村 國継)

サッカー

×