【甲府U―12】3大会ぶり日本一、次は世界一へ挑戦…ダノンネーションズカップ

スポーツ報知
3大会ぶりの優勝を達成した甲府U―12

 ◆サッカーU―12 ダノンネーションズカップ2019 in JAPAN本大会最終日 決勝 ヴァンフォーレ甲府U―12 2―0 清水エスパルスU―12清水(24日、東京・駒沢オリンピック公園)

 ヴァンフォーレ甲府U―12は決勝で清水エスパルスU―12清水を、MF鈴木縁(5年)の2得点で2―0で下し、3大会ぶり2度目の優勝を飾った。甲府U―12は日本代表として、今秋にスペイン・バルセロナで開催予定の国際サッカー連盟(FIFA)公認の世界大会に出場する。

 鈴木は「自分の2ゴールで勝利してうれしかった」と笑顔を見せた。2位通過した23日のグループリーグでは、焦りからチーム全体で空回りしたが、決勝トーナメントのこの日は修正。今大会3得点5アシストとチームの全8得点に絡み、大会MVPに選ばれたMF杉岡侑樹(5年)は「今日は余裕を持って周りを見られた」と振り返った。

 前回優勝した16年は世界大会(フランス)で2位。西川陽介監督(41)は「(優勝という)忘れ物をしてきた。日本らしく、甲府らしく勇敢に戦いたい」と意気込んだ。

 地方クラブの下部組織として結果を残したことも大きい。「どれだけ経験を積み上げていくかというところで少年時代はカギとなる。J2であってもチャンピオンアカデミーを目指すことは不可能ではない」と指揮官。今大会で手にした成果を次へとつなげていく。

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