【ロシアW杯ライバルチェック】マラドーナ級天才ドリブラー、ジエリニスキ

2018年5月22日9時0分  スポーツ報知
  • セリエA・ナポリでプレーするポーランド代表・ジエリニスキ(中央)(ロイター)

 ライバルチェックの第8回は、ロシアW杯で日本と同じH組に入ったポーランド代表MFピオトル・ジエリニスキ(24)=ナポリ=。24回目の誕生日となった20日はリーグ最終戦でクロトーネと対戦。フル出場し2―1での勝利に貢献した。

 ホームの大観衆から贈られる拍手に、ジエリニスキは笑みを浮かべながら応えた。リーグ優勝は逃したものの2位。終盤までV争いを繰り広げる立役者の一人となり、地元メディアの取材に「優勝できなかったのは残念だけど、チームにとって充実したシーズンだった」と語った。

 足元の技術は非凡なものがある。ボールが足に吸い付くようなトラップに加え、ドリブル突破が武器。細かいステップとスピードで、ゴール前の密集地帯でも鮮やかに抜き去る。イタリアメディアは昨年、かつてナポリに所属した元アルゼンチン代表FWディエゴ・マラドーナ氏を引き合いに「ジエリニスキを見てマラドーナを思い出すサポーターもいるだろう」と報じた。

 今季はリーグ36試合に出場し4得点2アシスト。3月の韓国との親善試合では2―2の後半ロスタイムに左足で決勝ゴールを決めるなど、勝負強さもある。20日の最終戦では、前半34分に左足で矢のようなミドルシュートを放って相手GKを慌てさせた。

 昨季からナポリに加入。2年間で合計9得点を挙げた天才ドリブラーには、リバプールなどの強豪が獲得に興味を示している。エンポリ在籍時の15年には「リバプール移籍のような大きなチャンスをつかみたいと思っている」と語っていた。さらなる飛躍のためにロシアW杯では大暴れを狙う。

 ◆ピオトル・ジエリニスキ 1994年5月20日、ポーランド生まれ。24歳。2007年から地元チームの下部組織に所属し、11年にイタリア1部ウディネーゼに移籍。13年6月にA代表デビューし同8月に代表初得点。14年にエンポリへ期限付き移籍。16年からナポリに移籍。177センチ、64キロ。

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