乾がベディスデビュー 左の攻撃的MFで登場「自分が生きるポジション」

スポーツ報知

◆スペイン リーガ・エスパニョーラ第1節 ベティス0―3レバンテ(17日・セビリア)

 今季からベティスに加入した日本代表MF乾貴士はレバンテとの今季初戦に後半21分から出場した。乾は好機を演出したが得点には絡めず、チームは0―3で敗れた。

 熱狂的なサポーターの大歓声を受け、乾がベティスで公式戦にデビューした。出番は0―2の後半21分に巡ってきた。新天地で任されたのは左の攻撃的MF。「長くやる上で、自分が生きるポジションがいい」と、自ら選んだという。最大の見せ場は後半44分だった。

 ペナルティーエリア内の左、ロシアW杯1次リーグ第2戦のセネガル戦で得点を決めた時と同じような得意の場所でボールを受けると、右足でゴール右隅を狙った。だが、シュートはGKに阻まれ「いいところに飛んでいたが、もう少し低いか高い方がよかった」と悔やんだ。チームの開幕戦で、いきなりのゴールとはならなかった。

 W杯での鮮烈な2得点を引っさげ、新たなシーズンが始まった。ベティスは今季、欧州リーグにも参戦する。「たくさん試合があるので、総力戦で戦わなければ」と気持ちを引き締めた。

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