中田英寿氏の衝撃のセリエAデビューから20年 13日午後9時から記念番組放送
スポーツ報知
サッカーの元日本代表MF中田英寿氏が、世界に衝撃を与えたイタリア・セリエAデビューから今日9月13日でちょうど20年を迎える。同氏のセリエA移籍20周年を記念して、午後9時より、Abema TVのAbemaGOLDチャンネルにて特別番組「中田英寿 20年目の旅 セリエA在籍5クラブを訪ねて」が放送される。企画の発案者である中田氏は「今年は僕がペルージャでセリエAでデビューしてちょうど20年なので、みんなで20周年のお祝いをしようと思ったのがきっかけで、当時のスタッフに声を掛けました」とコメントを寄せた。
番組は中田氏と現役時代に関わっていたスタッフが、イタリアに集結してかつて在籍したペルージャ、ローマ、パルマ、ボローニャ、フィオレンティーナの街に降り立ち、当時プレーしたスタジアム、利用していたレストラン、ホテルなど、20年前の“原点”を訪れる。
中田氏は、日本がW杯に初出場した1998年フランス大会でのプレーが注目され、ベルマーレ平塚からセリアAのペルージャに移籍した。迎えた9月13日の開幕戦。先発でデビューした中田氏は、MFジダン、デシャン、FWデルピエロ、インザーギらを擁するスター軍団ユベントス相手に2得点を挙げて、世界のサッカー界に衝撃を与えた。00~01年所属のローマではセリアA優勝にも貢献。イタリア、英プレミアリーグで活躍するなど「NAKATA」の名前は世界で知られることとなり、日本人の海外移籍への門を大きく開いた。
日本代表としては、西野朗監督のもと日本として28年ぶりの五輪出場となったアトランタ大会に出場。W杯はフランス、日韓、ドイツと3大会に出場してドイツW杯を最後に29歳の若さで現役を引退した。