【欧州CL】Cロナ、ユーベでのCL初戦で初退場…一発退場に涙

スポーツ報知

◆欧州CL 1次リーグ第1節 ▽H組 ユベントス2-0バレンシア(19日・バレンシア)

 H組のユベントス(イタリア)はバレンシア(スペイン)を2―0で下した。新加入でポルトガル代表のC・ロナウドは、前半29分、ゴール前で相手と交錯した後に相手選手の頭をつかみ、一発退場した。4連覇を目指すG組のRマドリード(スペイン)はローマ(イタリア)に3―0で快勝。同組のCSKAモスクワ(ロシア)のFW西村拓真は、2―2で引き分けたプルゼニ(チェコ)戦で出番がなかった。

 新天地ユベントスでのCL初戦で、まさかの結末が待っていた。ロナウドは3トップの左で先発出場。前半29分、ゴール前の競り合いで相手DFが倒れると、いら立って相手の頭を軽くつかんだ。これに周りの選手が猛抗議すると、追加副審の助言を受けた主審が退場を宣告。CLで初の退場となり、その場にあおむけに倒れて悔し涙を流した。

 エースを欠いたチームは10人となっても堅守と勝負強さを発揮し、MFピャニッチの2PKで2―0と快勝。試合後は無言で引き揚げたロナウドだったが、バスに乗り込む際にはファンの声援に手を上げて応えた。アレグリ監督は「後味は悪いかもしれないが、乗り越えてリーグ戦に集中してほしい」と奮起に期待した。(バレンシア=倉石千種)

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