モドリッチ、Cロナの牙城崩し初バロンドール

スポーツ報知

 国際サッカー連盟(FIFA)の2017~18年シーズンの表彰式が24日、英国ロンドンで行われ、男子最優秀選手賞はRマドリード(スペイン)の欧州CL3連覇に貢献し、ロシアW杯で準優勝したクロアチア代表MFルカ・モドリッチ(33)が初受賞した。ポルトガル代表FWのC・ロナウド、アルゼンチン代表FWメッシ以外の選手が受賞したのは、07年の元ブラジル代表MFカカ以来。

 08年から最優秀選手賞を独占してきたC・ロナウドとメッシの牙城がついに崩れた。初めて栄誉を手にしたモドリッチは「彼ら2人だけでなく、世界中に素晴らしい選手はたくさんいる。その中で受賞できて誇らしい」と控えめな言葉で喜んだ。スピードとパワーが重視される時代でも172センチ、66キロという細身の体で攻撃のタクトを振る。抜群の得点力を誇るメッシらと比べて派手さはないが、個よりもチームを優先するプレースタイルが、結果的には受賞につながった。「努力が報われて夢がかなった」と喜びをかみ締めた。

サッカー

×