ブレーメンの日本代表FW大迫が先発した試合で、相手チームがまさかのオウンゴール

スポーツ報知
大迫勇也

◆ドイツ1部・第6節 シュトゥットガルト2―1ブレーメン(29日)

 日本代表FW大迫勇也のブレーメンは29日、敵地でシュトゥットガルトと対戦し、1―2で敗れた。大迫は2トップの右で先発出場。開始直後から積極的なプレーを見せ、前半9分には左クロスに合わせるも相手GKの好セーブに阻まれた。その後もゴールに迫るプレーを見せたが得点はなく、後半35分で途中交代した。

 3連勝を目指すブレーメンは0―1の前半36分、DFベリコビッチがこの日2枚目のイエローカードで退場。数的不利に立たされた。だが、1点を追う後半23分、シュトゥットガルトの選手が味方陣内からのスローインでGKに向けて投げ入れたところ、少し前目に位置していたGKの反応が一瞬遅れた。

 GKは自分の横をすり抜けてゴールに向かっていくボールに、あわてて足を伸ばして触れたが、止められずそのままゴールへ。衝撃のオウンゴールに、スタンドは騒然。シュトゥットガルトの選手は天を仰ぎ、主審も思わず首をかしげて複雑な表情をしていた。

 このゴールで一時同点となったブレーメンだが、7分後に勝ち越し点を奪われ、1―2で今季初黒星を喫した。

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