Rマドリード、西村拓真のCSKAモスクワに敗れる 12季ぶり公式戦3戦連続無得点

スポーツ報知

◆欧州CL ▽1次リーグG組 CSKAモスクワ0―1Rマドリード(2日・モスクワ)

 E~H組の8試合が行われ、4連覇を狙うG組のRマドリードは敵地でFW西村拓真が所属するCSKAモスクワに0―1で敗れた。西村は出場機会なし。H組のマンチェスターUはホームでバレンシアと0―0で引き分けた。ユベントスはヤングボーイズに3―0で快勝し2連勝。E組のアヤックスは敵地でバイエルンと1―1で引き分けた。

 終了間際、攻め上がったDFバランのヘディングシュートがわずかにゴールを外れると、ロペテギ監督は頭を抱えて膝から崩れ落ちた。指揮官は「サッカーではこういうことはあり得る。またすぐ点を取れるようになる」と言葉を絞り出した。

 連戦を考慮し、守備の要のDFセルヒオラモスをメンバー外として臨んだ一戦。前半2分、自陣での雑なバックパスを拾われ、敵地であっけなく先制点を許した。その後は26本ものシュートを浴びせたが、最後まで1点が重くのしかかった。ロシアW杯の決勝トーナメント1回戦で、スペインがロシアにPK戦の末に屈したのもルジニキ競技場。スペインの名門クラブが、同じ地で屈辱の黒星を喫した。

 昨年大会でも1次Lでトットナムに1―3で敗れたが、3連覇を果たした。しかし、国内リーグと合わせ3試合連続無得点。スペイン・メディアによると、公式戦3戦連続0発は06~07年シーズン以来の屈辱だという。巻き返しに向け、MFモドリッチは「また勝利の道に戻れることに疑いはない」と自らに言い聞かせた。

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