中島翔哉、背番「10」躍動!まるでキャプテン翼

スポーツ報知

 ポルトガル1部ポルティモネンセの日本代表MF中島翔哉が7日、ホームでのスポルティング戦にフル出場。2得点2アシストと全得点に絡む活躍で4―2での勝利に貢献した。今季通算4点目を挙げ好調をアピールした中島は9日に帰国し、代表に合流する。

 止まらない。止められない。代表でもチームでも背番号「10」を任されるポルティモネンセの中島が、卓越した技術と豪快なシュートで勝利に貢献した。全4得点に絡んだヒーローを、ホームの観衆は割れんばかりの拍手でたたえた。

 3トップの左で先発。まずは前半30分だ。ペナルティーエリア左でボールを受けると、ダイレクトパスで先制点をアシストした。同44分、左サイドでボールを受けると、2人のDFに囲まれながら右かかとでスルーパス。そのまま中央へと駆け上がってボールを受けると、豪快に右足を振り抜きゴール左に突き刺した。

 後半に1点を返され1点差に詰め寄られたが、動じなかった。同37分、右CKのこぼれ球に反応。ペナルティーエリア外から、右足で低空弾丸シュートを叩き込んだ。3―2で迎えた試合終了間際には、自陣からのスルーパスでダメ押し弾をアシストした。ポルトガルメディアの「Renascenca」は「中島が(人気漫画の)キャプテン翼のような素晴らしい活躍を見せた」と手放しでたたえるなど、現地メディアも日本代表MFを絶賛した。

 好調をキープしたまま、12日にパナマ戦、16日にはウルグアイ戦に挑む。ロシアW杯では招集を見送られた24歳。新エース候補が、代表でも目に見える形でのアピールを狙う。

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