レアル、ロペテギ監督の解任を発表 ソラリ氏が暫定指揮

スポーツ報知

 スペイン1部のRマドリードは29日、ロペテギ監督の解任を発表した。9月26日のセビリア戦から公式戦1勝1分け5敗と不振が続き、宿敵バルセロナとの一戦「クラシコ」(28日)での大敗(1―5)が引き金となった。クラブOBでBチームの監督を務めるソラリ氏が、暫定的に指揮を執る。元イタリア代表監督のコンテ氏が後任候補に挙がるが、交渉は難航。ソラリ氏が正式監督に昇格する選択肢も浮上している。

 ロペテギ氏は昨季限りで退任したジダン監督の後を受けて就任。得点源だったFWのC・ロナウドがイタリア1部ユベントスに移籍した影響もあり、リーグ戦は4勝2分け4敗の9位と低迷し、首位・バルセロナとは勝ち点7差をつけられている。スペイン代表監督を務めていたロペテギ氏が、Rマドリード監督就任が発表されたのはロシアW杯開幕直前。反発を買い、すぐさま代表監督の任を解かれた。W杯を戦う機会を失ってまで手にした監督の座から、半年足らずで追われることになった。

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