グアダラハラ指揮官、鹿島の“徹底解剖”を強調…純血主義が伝統のメキシコ名門
スポーツ報知
◆クラブW杯▽準々決勝 鹿島―グアダラハラ(15日・ハッザーア・ビンザイードスタジアム)
【アルアイン(UAE)14日=岡島智哉】アジア王者の鹿島は、初戦の準々決勝でグアダラハラ戦と対戦する。
グアダラハラは北中米カリブ海王者で、メキシコリーグ12度制覇の名門。FWオマール・ブラボやFWハビエル・エルナンデス、FWカルロス・ベラら多くのA代表選手を輩出している。世界的に珍しい“純血主義”の伝統があり、所属選手全員がメキシコ人だ。
会場のハッザーア・ビンザイードスタジアムで行われたグアダラハラの公式会見には、パラグアイ人指揮官のカルドソ監督と元メキシコ代表DFペレイラが出席。カルドソ監督は「鹿島がどういったプレーをしてくるのか。我々はしっかりと分析しています」と自信。「非常に組織的な4―4―2のシステム。我々にとって危険なストライカーがおり、MFはバランス能力に優れている。三竿健斗と鈴木優磨はけがでメンバーから外れましたが、組織としての完成度の高さは変わらないでしょう」と語った。