ドイツ2部の井手口が帰国 右膝負傷は順調回復し年明けのキャンプで完全合流へ

スポーツ報知

 ドイツ2部フュルトのMF井手口陽介(22)が22日、羽田空港着の航空機で一時帰国した。

 今年8月、イングランド2部リーズからフュルトに期限付き移籍し、9月30日のドレスデン戦で右膝後十字靱帯(じんたい)を断裂した。日本でもリハビリし、現在はチームの全体練習に部分的に合流するまでに回復した。来年1月7日から15日までトルコ合宿が予定されており、井手口は「トルコで完全合流したいです」と話した。

 2017年、ハリル・ジャパンで日本代表デビューすると、ロシアW杯最終予選のオーストラリア戦で国際Aマッチ初得点を決めて6大会連続のW杯出場権獲得に貢献した。しかし、18年はロシアW杯メンバーからの落選、そして、「初めての大けが」という右膝後十字靱帯(じんたい)断裂など苦しい時期を過ごした。「この1年、試合に出られなかったり、W杯に行けなかったり、初めて大けがをしたり、苦い経験をしました。それをいい経験だと思っています。今年の悔しさを晴らすためにも、来年は試合に出続けたいです」。長期離脱したことにより、下半身の強化にも取り組み、フィジカル的にもパワーアップした。19年の反撃を心に誓っていた。

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