カタールに「シャビ門下生・九銃士」アル・サッド所属9人に“予言者”シャビも優勝太鼓判

スポーツ報知
カタールの予想布陣

◆アジア杯▽決勝 日本―カタール(2月1日、UAE・アブダビ)

 「予言者・シャビ」の“先見の明”が世界中で話題を呼んでいる。大会開幕前の2018年12月、バルセロナの公式戦最多出場記録を持つ元スペイン代表MFシャビ(39)=アル・サッド=が、カタールのテレビ番組に出演。アジア杯の勝ち上がりを予想した。すると16か国13か国の1次リーグ突破国が的中。さらに8強で7か国、4強で3か国を当て、決勝カードも読み通り。「カタール優勝」の予想も的中するのではないかと騒がれている。

■アル・サッドから9人

 カタールはシャビが所属するアル・サッドから実に9人がメンバー入りしている。日本戦でもそのうち7~8人が先発する見込み。偉大なチームメートから優勝のお墨付きを与えられた“シャビ門下生・九銃士”がチームの中心だ。

■日々の練習でシャビから薫陶

 今大会8アシストのMFのAk・アフィフはアル・サッドで今季15戦14得点。得点力と演出力を兼ね備える。シャビと中盤を形成することもあるMFハイドスは代表通算100試合以上に出場する中心選手で、MFフーヒはセンターバックで出場した準決勝・UAE戦で速攻からミドルシュートを突き刺した。今大会8発のFWアリばかりに注目が集まるが、日々の練習からシャビの薫陶を受ける“九銃士”にも要警戒だ。

■「歴史上、最も重要な試合」

 公式会見に出席したスペイン人のサンチェス監督(41)とMFハイドスは、そろって「あすの試合はカタールサッカー界の歴史上、最も重要な試合になる」と口にした。初めてたどり着いた決勝の舞台。自分たちの手で“予言”的中に導く。(岡島 智哉)

 ◆カタール ペルシャ湾に位置する中東・西アジアの国家。首都はドーハ。面積は秋田県よりやや狭い1万1427平方キロ。人口は271万人。公用語はアラビア語。2017年、ムスリム同胞団への支援などを理由にUAE、サウジアラビア、バーレーンなどの中東諸国から国交断絶を通達される。22年W杯開催国。

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