中島翔哉、アルドハイル入りは「自分の意思」ブログで移籍の経緯つづる

スポーツ報知
カタール1部アルドハイルに移籍したMF中島翔哉(写真提供コネクト株式会社)

 サッカーのポルトガル1部ポルティモネンセから、カタール1部アルドハイルに移籍した日本代表MF中島翔哉(24)が4日、自身のブログを更新し、移籍の経緯やサッカーへの思いをつづった。

 今回の移籍について「僕自身も様々なニュースが流れていることは知っていました。その中でニュースを見ている方やいつも応援してくれている方々が今回の移籍に関して少し誤解をしているかもしれないと感じています」と切り出した中島。

 17年8月、F東京からポルティモネンセへ期限付き移籍し、29試合10得点をあげる活躍を見せた。完全移籍した今季は昨年12月まで13試合5得点していた。

 「今回カタールのアル・ドゥハイルへ移籍することはポルティモネンセや代理人が決めたことではなく、自分の意思で決めました」と移籍が自身の決断だったことを明かし、古巣について「感謝の気持ちしかありません。僕の中でまた戻ってきたいと思えるようなクラブです」と“チーム愛”や代理人、家族への感謝の言葉をつづった。

 また、移籍で大切にしていることに「お金や名声、リーグのレベルやチームの知名度ではなく、自分のプレースタイルに合っているかどうかを見極めること」を挙げ「チームやリーグのステップアップが必ずしも自分にとってのステップアップになるわけではないと思っている。自分自身が魅力を感じるようなチームでプレーをすることの方がより重要だと思っています」と記した。

 今後について「これからもとにかくサッカーを楽しんで、より良いサッカーを見せていけるように頑張ります」と新天地での決意で結んだ。

 カタールリーグ関係者によると、中島の移籍金は3500万ユーロ(約43億9000万円)で、日本人としては01年に中田英寿がローマからパルマに移籍した時の約32億円を超える史上最高額になった。中島は先月30日にカタール入りし、メディカルチェックなどを受け、正式にサイン。既にチームに合流している。

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