香川、代表復帰へ新天地トルコで最高のスタート…過去のデビュー戦を振り返る

スポーツ報知
C大阪時代の香川

 ドルトムントから期限付きでトルコ1部・ベシクタシュに移籍したMF香川真司(29)は3日、敵地のアンタルヤスポル戦で後半36分から出場。16秒後に右足で初得点を奪うと、同39分には鋭く落ちる弾道で直接FKを沈め、3分間で2ゴールの圧巻デビュー。6―2の大勝に貢献した。日本代表は3月に親善試合コロンビア戦(22日)、ボリビア戦(26日)を行う。香川が、18年夏のロシアW杯以来の代表復帰に向け、新天地で最高のスタートを切った。

 ◆香川の過去のデビュー戦

 ▼C大阪(2007年4月7日リーグ・鳥栖戦) プロ2年目。後半34分から途中出場(3○0)。その後も当時のクルピ監督に見いだされ、リーグ35試合で5得点を挙げた。

 ▼ドルトムント(10年8月14日ドイツ杯1回戦・ブルガウセン戦) シーズン初の公式戦でフル出場し、1アシスト(3○0)。同21日の欧州リーグプレーオフのカラバフ(アゼルバイジャン)戦で初得点を含む2ゴールで4―0の勝利に貢献。リーグ戦デビューとなった同8月23日レーバークーゼン戦(0●2)もフル出場した。

 ▼マンチェスターU(12年8月20日リーグ・エバートン戦) 0―1で敗れたが、トップ下でフル出場。当時のアレックス・ファーガソン監督は「シンジのチャンスをクリエイトする能力は素晴らしい」と司令塔としての能力を絶賛。

 ▼ドルトムント(14年9月13日リーグ・フライブルク戦) トップ下で先発し、後半19分までプレー。前半41分には右足でチーム2点目を奪い、“再デビュー”を飾った。チームも3―1で勝利した。

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