乾が古巣相手に2戦連発 巧みなフェイントで相手GKを手玉に取る
スポーツ報知
アラベスの日本代表MF乾貴士が9日、本拠でのエイバル戦で2試合連続ゴールを挙げた。
昨年まで所属した古巣との一戦に右MFで先発。0―0の後半13分、相手CKのこぼれ球を拾ってFWジョニーへつなぐと、長い距離を走り、ペナルティーエリア右で再びパスを受ける。角度のない位置だったが、中にパスを送ると見せかけるフェイントで、相手GKを倒し、右足でゴールへ流し込んだ。移籍後初得点を挙げた前節3日のビリャレアル戦に続く2戦連発となった。
得点以外にも、後半4分に惜しいミドルシュートを放つなど、今冬に加入後初のフル出場。その後、追いつかれて1―1で試合を終えたが、チームの攻撃をけん引した。