ベルギーは優勝候補の一角、同じ山にW杯優勝経験4か国…日本は2位通過で「死のブロック」に

2018年6月29日5時39分  スポーツ報知
  • 決勝トーナメント組み合わせ

 H組を2位で突破した日本だが、決勝トーナメントはイバラの道が待ち受けることになった。1回戦で対戦するベルギーは優勝候補の一角だ。世界トップクラスの爆発的な攻撃力が武器。10代からエースを務めるFWルカク、チェルシーの司令塔MFのE・アザールらが中心となり、個々の高い能力と創造的な組織プレーで相手ゴールに襲いかかる。MFメルテンス、MFビツェルらテクニシャンぞろいの伏兵も好調を維持している。

 一方で守備は不安定か。第2戦のチュニジア戦ではあっけなくDFラインの裏をとられ2失点。中盤にも攻撃的な選手がそろっているため、どうしても重心が前に掛かりがちだ。

 若手を中心とした充実の戦力を誇りながら、14年ブラジル大会、16年欧州選手権はともに8強止まり。国際大会での経験不足を露呈した。悔しさを力に変えたE・アザール、MFデブルイネら「黄金世代」が円熟味を増し、欧州予選ではドイツと並んで最多の43ゴール。FIFAランク3位の優勝候補としてロシアに乗り込み、悲願の初Vを視界に捉えている。

 もし勝てば準々決勝の相手はブラジル対メキシコの勝者となるが、順当にいけばブラジルだ。初戦のスイス戦は1―1で引き分けたが、コスタリカ戦、セルビア戦と徐々に調子を上げてきた。FWネイマールら攻撃陣に注目が集まるが、今回はMFカゼミロやDFチアゴシウバらを中心にした堅い守備がウリ。96年アトランタ五輪でブラジル相手に「マイアミの奇跡」を起こした西野監督といえど、厳しい戦いが予想される。

 さらに準決勝で当たる可能性があるのはウルグアイ、ポルトガル、フランス、アルゼンチン。ポルトガル以外の3か国は優勝経験国だ。対して、もう一つのブロックは、優勝経験国はスペインとG組を2位突破した場合のイングランドのみ。2大会ぶりで、欧州、南米勢以外で唯一の16強進出となったが、2位突破の代償は大きいと言えそうだ。

日本代表
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