セネガル、組織力はフランス1部のメツ仕込み

2018年6月24日6時0分  スポーツ報知
  • 公式練習で円陣のなかに入るセネガルのシセ監督

 快足エースのFWマネ、FWサールら今大会の主力の数選手には、共通点がある。フランス1部メツでプロデビューを飾ったことだ。

 メツは03年からセネガルのサッカーアカデミー「ジェネラシオン・フット」と提携を結んだ。メツは莫大(ばくだい)な資金を投じ、全面芝のピッチを4面も建設するなど施設や設備も充実させた。そして優秀と評価されたトップ選手だけが、メツへの入団を許された。

 マネが入団したのは18歳の時。メツの強化担当を務めるフィリップ・ガイヨ氏は「マネは当時からドリブルが得意だったが、自分の後方には全く気を払わなかった。パスを出すという考えもなかった」と明かす。最新の戦術指導を受け、類いまれな才能が開花した。

 「我々はセネガルにレベルの高い教育を提供することができる。そして我々はフランスで発掘できない優秀な選手を手に入れることができる。数年前まで(セネガルは)組織の部分で問題があった。だが、今は全員で同じ思考を持ち、一緒に取り組む姿勢ができている」とガイヨ氏は分析する。メツで高度な指導を受けたセネガル代表。個人が高い能力を持ちながら、組織でも戦えるチームに変貌した。(取材・小川 由希子、構成・高橋 宏磁)

各国情報
今日のスポーツ報知(東京版)
報知ブログ(最新更新分)一覧へ