フランスMFグリズマン、雑音「気にしない」堅守で2度目V狙う

2018年7月15日19時0分  スポーツ報知
  • ベルギーとの準決勝で攻め込むフランス・グリズマン(左=ロイター)
  • フランスvsクロアチア予想布陣(顔写真は共同)

 ロシアW杯決勝は15日(日本時間同日24時)にモスクワで行われる。自国開催の98年大会以来20年ぶりの優勝を狙うフランスが、初優勝がかかるクロアチアと対戦する。フランスが2回目の優勝なら、アルゼンチンとウルグアイに並び歴代4位タイ。堅守を自慢に史上6か国目の複数回優勝を目指す相手に対し、クロアチアは自慢の中盤と豊富な運動量で対抗する。最優秀選手「ゴールデンボール賞」が誰の手に渡るかも注目される。

 試合内容も、個人の賞にも興味はない。こだわるのは結果だけだ。準決勝までの6試合で3得点、2アシストを記録したフランス代表MFグリズマンは、13日の記者会見で「自分がゴールを決められるかどうかは問題ではない。(優勝)トロフィーを掲げたい」と言葉に力を込めた。

 今大会で母国の10得点の半分に直接関わり、準決勝のベルギー戦(1○0)ではCKから決勝点を演出した。一方、リードした後に、ほぼ全員で守る“超守備的”な策を選択。相手GKクルトワには「サッカー界の恥だ」とまで批判された。

 だが、司令塔は「気にしていない。どうやってプレーしたか、僕たちは全く気にしていない」と断言。決勝でもベッケンバウアー氏(西ドイツ)以来、史上2人目となる「主将&監督での優勝」を狙うデシャン監督(49)の采配に従う意向を示した。準決勝までの6試合のうち無失点が4試合。自慢の堅守からタイトルを狙う。

6戦中4戦無失点決勝も戦い方貫く 所属するAマドリードでは15―16年季に欧州CLの決勝に進むも、Rマドリード(ともにスペイン)との一戦はPK戦で屈した。16年の欧州選手権は開催国で地元の声援を受けながら、決勝でポルトガルに0―1。ビッグタイトルをあと一歩で逃した経験を持つだけに、今度こその思いは強い。

 一方で注目されるのが最優秀選手の行方だ。ゴールデンボール賞が導入された82年大会以降、例外なく4強以上のチームから選出されている。ただ、優勝チームから選出されたのは94年のロマリオ(ブラジル)が最後。グリズマンか、それとも同じく3得点を挙げている19歳のFWエムバペが初の10代受賞なるか。グリズマンが「幼い頃から夢だった」という大舞台で優勝をつかみ取れば、フランス人選手としてはジダン(06年大会)以来、2人目となるMVPも見えてくる。

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