ベルギー、史上最高の3位 ムニエがW杯史上最多に並ぶチーム10人目弾

2018年7月16日6時0分  スポーツ報知
  • イングランドを破り、3位で大会を終えたベルギー代表は、表彰後に記念撮影で笑顔を見せる(カメラ・竜田 卓)

 ◆W杯ロシア大会▽3位決定戦 ベルギー2―0イングランド(14日・サンクトペテルブルク)

 3位決定戦が行われ、FIFAランク3位のベルギーは同12位のイングランドと対戦。2―0で快勝し、1986年メキシコ大会の4位を上回る史上最高成績を残した。前半4分にムニエのゴールで先制。チーム得点者が10人に達し、W杯史上最多に並んだ。後半37分、E・アザールの今大会3ゴール目で突き放して勝利。史上4チーム目となる1大会6勝の快挙を成し遂げた。

 攻守に上回ったベルギーの快勝だった。前半4分、シャドリの左クロスをムニエが押し込んだ。W杯同国代表史上最速ゴールで先制。その後も相手の裏をつくスルーパスや速攻で何度も好機を作った。守備も集中を切らさず、後半25分のGKを抜かれたループシュートは、アルデルウェイレルトがすんでのところでかき出した。同37分、デブルイネのパスを受けたE・アザールが右足で蹴りこみ加点。切れのあるドリブルで攻撃を支えた背番号10が、W杯過去最高3位を決定づけるゴールで締めくくった。6試合で3得点2アシストと大会最優秀選手に推す声も多く、「自分がふさわしいと言うのはおこがましいが、資格はあると思う」とうなずいた。

 ムニエのゴールで今大会のチーム得点者は史上最多に並ぶ10人に達した。準決勝までにルカク、E・アザール、デブルイネら9選手が得点を決めており、1982年スペイン大会でのフランスと2006年ドイツ大会でのイタリアに並ぶ快挙を成し遂げた。16強でぶつかった日本戦では、決勝トーナメントで48年ぶりとなる0―2からの逆転勝利。準々決勝で優勝候補のブラジルも撃破した。マルティネス監督は「さまざまな記録がこのチームの強さを示している」と胸を張った。

 ロシアに確かな爪痕を残した。7試合の成績は6勝1敗。1大会で6勝したチームは、74年西ドイツ大会3位のポーランド、90年イタリア大会3位のイタリア、10年南アフリカ大会で準優勝のオランダの3チームで、史上4チーム目だ。ミシェル首相も自身のツイッターで「赤い悪魔(代表の愛称)が銅メダル! 刺激的な時をありがとう。おめでとう」と同国最高成績を祝福した。

 この試合でも21歳の有望株ティーレマンスを先発させるなど、さらなる高みを見据えるマルティネス監督は「すてきな旅だったが、次を見据えて成長していかなくては」。まずは2年後の欧州選手権がターゲットになる。

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