石川佳純、自国開催五輪に「モチベーション上がる」インタビュー

2018年2月27日6時0分  スポーツ報知
  • 2年後に迫った東京五輪へ向け期待と抱負を語った石川佳純

 平昌五輪が25日に閉幕し、次の五輪となる2020年東京大会まで、あと878日。卓球女子団体12年ロンドン五輪銀メダル、16年リオデジャネイロ五輪銅メダルの石川佳純(25)=全農=に五輪への思いを聞いた。(構成・大和田 佳世)

 石川はスピードスケートの小平奈緒(31)=相沢病院=、高木美帆(23)=日体大助手=らの活躍をテレビで応援した。表彰台に上がった日本選手の姿を見ると、団体で銀メダルを獲得したロンドン五輪、銅メダルだったリオ五輪で見た景色がよみがえる。

 「あの舞台でプレーすることは、やはり特別なんだなと思います。人一倍感動する。ロンドンは初めてのメダルでうれしかったし、リオの銅はホッとしましたね。金メダルは(昨年の)世界選手権の混合ダブルスだけですけど、最上級のうれしい、これ以上のうれしいはないな、と思った。やっぱり真ん中は特別じゃないですか」

 男子フィギュアスケートで66年ぶりの五輪連覇を果たした羽生結弦(23)=ANA=には感じることも多かった。

 「1つ勝つのも大変なのに、それを続けることがどれだけ大変なんだろう、と。ケガもあった状況でいい演技ができるって、すごい精神力だと思う。いろんな意味で世界一なんじゃないかな。学びたいです」

 平昌五輪が終わり、次の五輪は東京で行われる。「まだイメージはつかない」というものの、盛り上がりは感じている。今年1月の全日本選手権では準決勝で伊藤美誠(17)=スターツ=に敗れ、2年ぶりの奪冠を逃した。伊藤、平野美宇(エリートアカデミー)、早田ひな(日本生命)の17歳トリオらに追われる立場で出場権を争う。

 「自国開催だから頑張れる。モチベーションが高く持てる。日本のレベルも上がっているし、世界の大会で勝つことは前よりもっと大事になるでしょう。目の前の試合を勝っていくことで、東京五輪で結果を出せる。五輪がどういう感じか、2回出て少しは分かっています。一歩一歩、地に足をつけていくことで五輪が見えてくる」

 2度も大舞台を経験しているのが何よりの強みだ。羽生は首位に立った16日のショートプログラム後に「僕はオリンピックを知っています」と話して2連覇を達成した。五輪の重みを知っているからこそ、足元の一歩ずつを大切に残りの日々を過ごしていく。

 ◆石川 佳純(いしかわ・かすみ)1993年2月23日、山口市生まれ。25歳。6歳から卓球を始め、2009年横浜世界選手権でシングルス8強。12年ロンドン五輪でシングルス4位、団体戦銀メダル。16年リオ五輪は団体銅メダル。ワールドツアー・グランドファイナルのシングルスで14年に日本女子初優勝。家族は両親と妹。157センチ、49キロ。左利き。世界ランクは日本勢トップの4位。

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