今井彰宏氏、医師から「うつ状態」診断…再春館製薬所パワハラ問題

スポーツ報知
今井彰宏氏

 バドミントンの17年世界選手権女子ダブルスで銀メダルを獲得し、4月30日に再春館製薬所を退社した福島由紀(24)、広田彩花(23)が1日、岐阜トリッキーパンダースに加入したことが同チームのフェイスブックで発表された。

 また、岐阜はこの日、チームスタッフで再春館製薬所の監督を務めていた今井彰宏氏(48)が同社からパワハラを受けたと主張する問題に関してもフェイスブックを更新。今井氏がパワハラの影響で医師からうつ状態であると診断されたと明らかにした。また、再春館製薬所に対して2度にわたり、パワハラに関して釈明を求める文書を送ったとし、「同社からは具体的な回答や説明はありませんでした。再春館製薬所から適切な対応が望めないのであれば、しかるべき機関にて真相を明らかにすることを検討したいと考えております」と記した。

 この件に対し、再春館製薬所の担当者はスポーツ報知の取材に「(岐阜には)意見の相違があると返答させていただいた。しかるべき機関での対応を望まれるのであれば、対応させていただきたいと思っております」と回答した。

 一方の岐阜は休館日のため電話がつながらなかった。

 ◆広田、インスタ更新し退社報告

 広田は4月30日、自身のインスタグラムを更新し、「4月末に私たちは再春館製薬所を退社いたします。このような場でのご挨拶となることをお詫びいたします。再春館でバドミントンができて本当に良かったと思っています」などと書き込んだ。福島とともに4月13日に書き上げたという。2人はアジア選手権(中国・武漢)で初優勝し、30日に帰国した。

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