日大アメフト部会見の司会者は「共同通信の記者だった」とテレ朝・玉川徹氏

スポーツ報知
会見で報道陣ともめた日大広報部・米倉久邦氏

 24日放送のテレビ朝日系の朝の情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・前8時)で日大アメリカンフットボール部の悪質タックル問題で、内田正人前監督(62)と井上奨(つとむ)コーチが23日、都内で約2時間の緊急会見を開いたことを報じた。

 番組では会見を打ち切ろうとした会見の司会者と報道陣の応酬を指摘。会見の司会を務めたのは日大広報部の米倉久邦さん。1度の挙手で5個以上の質問を重ねる記者が続出し、1時間45分が経過したところで打ち切ろうとしたが「納得いかない」「まだ質問させろ」と一部報道陣から不満の声が挙がるなど収拾がつかない事態に。「みんな見ているんだ。あなたのせいで日大のブランドが落ちますよ」の“口撃”に「落ちません!」と即答で応酬した。

 コメンテーターでテレビ朝日の玉川徹氏(55)は、司会者について「実はこの方ですね、共同通信の記者だったんですね。取材する側の立場にいた人なんですよ。だから、納得がいかなければ、何回でも質問を繰り返すことはあるっていうことは分かっている人なんですね」と明かした。

 その上で会見を打ち切ろうとしたことに「監督やコーチたちがまだ答えるつもりがあるわけですよね。本当にメディアっていうのを知らない、今までメディア対応をしたことがない大学の広報の人だったら、もしかして、ずっと立っていて疲れちゃってね、何かイライラしてきたからもうやめちゃおうかなっていうのがあるのかもしれないけど、でも、この人、記者だったんですよ。質問する側の人ですよ。それが何でこういうことをやっているのかっていうのが、ボクは何かの意図を感じますよ」と断じた。

 さらに「またうがった見方だっていう風に言われるかもしれないけれども、そういう風な態度を取っても構わないっていう指示でもなければこんなことやらないんじゃないですかね」と見解を示していた。

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