八村躍動24点「やりました」…バスケ日本男子が豪州から初勝利

2018年6月30日6時0分  スポーツ報知

 ◆バスケットボール男子W杯アジア1次予選▽B組 日本79―78オーストラリア(29日・千葉ポートアリーナ)

 B組で4戦全敗の日本(世界ランク48位)は4戦全勝のオーストラリア(同10位)に79―78で競り勝ち、初勝利を挙げて2次予選進出に望みをつないだ。米ゴンザガ大の八村塁(20)が24得点、ファジーカス・ニック(33)=川崎=が25得点と躍動した。フィリピンは台湾を93―71で下し、4勝1敗。台湾は1勝4敗となった。各組4チーム中、上位3チームが2次予選に進む。日本は7月2日に敵地で台湾と対戦し、勝てば2次予選に進む。

 歴史的1勝に、選手たちはコートに倒れ込み、そして抱き合い、喜んだ。世界ランク10位で、NBAプレーヤー2人を擁する格上を撃破。普段はクールな八村も「やりました! サッカーW杯が(テレビで)やっていて、バスケは全然出ないし悔しい思いもあった。日本のバスケ界のための1勝になった」と笑った。

 立ち上がりから果敢に攻めた。「チームに自信を与えたかった」とジャンプシュートを次々と決め、日本を勢いづけた。第4クオーターの残り55秒には1点差まで迫られたが、そこから司令塔の篠山竜青(29)が2点シュート、そして八村がトドメのダンクシュートを決め、過去5戦未勝利の強敵を破った。

 喜びに浸っている余裕はない。東京五輪への開催国枠が確約されていない男子代表は、19年W杯で16強に入り、国際連盟に力を示す必要がある。1次予選で敗退すれば五輪は絶望的。自国開催のプライドにかけて、敵地での台湾戦は必ず勝利が必要となる。八村は「切り替える。台湾戦はリバウンドが勝負」と気合を入れ直した。(小林 玲花)

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