【ウィンブルドン】錦織圭、85年ぶり4強逃すも「自分のテニスを見つけ出せたことは大きな収穫」

スポーツ報知

◆テニス ウィンブルドン選手権第9日 ▽男子シングルス準々決勝 ノバク・ジョコビッチ3(6―3、3―6、6―2、6―2)1錦織圭(11日、英ロンドン)

 第24シードの錦織圭(28)=日清食品=は、初めて挑んだ準々決勝でノバク・ジョコビッチ(31)=セルビア=に敗れた。第1セットから激しいラリーの応酬を繰り広げ、錦織が股抜きショットをみせれば、ジョコビッチも決定打に見えた球に追いつき逆に鋭い球を返してくる。1―1で迎えた第3セット、第5ゲームで錦織は0―40と絶好のブレイクチャンスをつかんだが取り切れず、逆に第6ゲームでブレイクを許してセットを失う。第4セットは勢いを増したジョコビッチから第1ゲームをブレイクしたものの、すぐに奪い返され、2―6で屈した。

 以下、会見での主な一問一答

 ―右肘の状態は

 「ベストではなかったがプレーするには十分だった。これから検査はする」

 ―第3セット、第5ゲームの場面は

 「1番大きいチャンスだった。もし取れていたら試合は変わっていたと思うが、ジョコビッチに素晴らしいプレーをされた」

 ―ジョコビッチに13連敗

 「崩すのが1番大変な選手。ディフェンス力が芝でもすごかったので、弱点がない分、崩しにくかった。(勝つのに)近くまではきていると思う」

 ―芝での収穫

 「フットワークに1番苦戦してきたが、良くなってきている。このテニスができたこと、サーブが良くなってきていること、自分のテニスを見つけ出せたことは大きな収穫。負けは悔しいけど、次につながる」

 ―西日本豪雨で被害が出ている

 「何も今、自分自身はできないので結果を出せればよかったですけど。早く復旧してくれることを願うだけです」

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