【ウィンブルドン】アンダーソン、イスナーとの6時間36分の死闘制し南ア男子97年ぶり決勝進出

2018年7月14日7時12分  スポーツ報知
  • 試合を終え抱き合うイスナー(左)とアンダーソン(ロイター)

 ◆テニス ウィンブルドン選手権第11日 ▽男子シングルス準決勝 ケビン・アンダーソン3(7―6、6―7、6―7、6―4、26―24)2ジョン・イスナー(13日、英ロンドン)

 世界ランク8位で第8シードのケビン・アンダーソン(32)=南アフリカ=が、同10位で第9シードのジョン・イスナー(33)=米国=との死闘を制し、初の決勝に進んだ。試合時間6時間36分は歴代2位(1位は10年1回戦イスナーvsニコラ・マユの11時間5分)の長さだった。

 ビッグサーバー同士の対決は、第1セットからタイブレイクにもつれマラソンマッチの予感が漂った。タイブレイクがない最終セットで、アンダーソンは4度のブレイクチャンスを作るが取り切れない。迎えた第49ゲーム、0―15でイスナーの186キロのサーブを転倒しながらレシーブ。すぐ立ち上がって利き手と逆の左手でラケットを持って返球する執念をみせ0―30に。0―40から15―40になり、バックハンドのクロスをイスナーがネットにかけた。このセット6本目のチャンスでやっとブレイクに成功。第50ゲームをキープし、長い長い戦いに終止符が打たれた。

 アンダーソンは17年全米オープン以来の4大大会決勝進出で、南アフリカ男子選手のウィンブルドンでの決勝進出は1921年準優勝のB・ノートン以来97年ぶり。

 アンダーソン「何と言っていいのか分からない。引き分けのように感じたが、どちらかが勝たなくてはいけない。こんなに長く試合をしたことはない。イスナーに、このような素晴らしい大会になっておめでとうと言いたい。決勝は行けるなんて夢が叶った気分。できるだけ回復して臨みたい」

 ◇過去の最長試合 2010年1回戦ジョン・イスナー(米国)vsニコラ・マユ(フランス)

3日がかり、11時間5分での決着。6―4、3―6、6―7、7―6、70―68の総ゲーム数183も最多。最終セットは8時間10分を要して決着した。エースの数はイスナー113、マユ103。168ゲーム連続でブレイクがなく、イスナーは5度目のマッチポイントで勝ちきった。試合が行われた18番コートには記念のプレートが飾られている。

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