【ウィンブルドン】ジョコビッチが4度目V、敗れたアンダーソン「ここで戦えたことは幸せ」

2018年7月16日1時6分  スポーツ報知
  • 優勝を決めたジョコビッチ(ロイター)

  ◆テニス ウィンブルドン選手権最終日 ▽男子シングルス決勝 ノバク・ジョコビッチ3(6―2、6―2、7―6)0ケビン・アンダーソン(15日、英ロンドン)

 強力サーブを武器に南アフリカ男子で97年ぶりに男子シングルスの決勝に臨んだケビン・アンダーソン(32)は、元世界1位のノバク・ジョコビッチ(31)=セルビア=に敗れた。最終セットは5度のセットポイントを握る意地をみせた。「南アフリカの国旗を持って応援してくれている人がいることが本当にうれしかった」と感謝した。

 4大大会を南アフリカ選手として制したのは1981年全豪のヨハン・クリークが最後。クリークは翌年に米国国籍に変更して全豪2連覇を果たした。当時はアパルトヘイト政策の影響があり、1986年生まれのアンダーソンにとっても「誰もがウィンブルドンを特別な大会だと思っていると思う。僕は南アフリカに育って、出場できる大会、手段は限られているように感じていて、ウィンブルドンは最も象徴的なイベントだった」という。準決勝でイスナー(米国)との6時間36分の死闘を演じた際、「テニスの興味のある南アフリカの子供たちの刺激になってほしい。10、15年後、この場所(会見場)に誰かが座って質問された時に、アンダーソンがウィンブルドンで試合をしているのを見たことが、ここにいる理由の1つ、と答えてくれたらうれしい」と母国への思いを語っていた。

 夢が半分叶った、と表現した決勝の舞台は2時間あまりで幕を閉じた。「長い時間ここで戦えたことは幸せ。準決勝までで21時間もコートに立てたなんてね(笑い)」32歳が描く夢の続きは来年以降に持ち越された。

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