【ラグビー】元NZ代表SOダン・カーター「キャリアを神戸で終える」神戸製鋼入団会見

2018年7月16日17時51分  スポーツ報知
  • 入団会見で神戸製鋼でのV貢献を誓った元NZ代表SOダン・カーター

 ラグビー2015年W杯優勝メンバーの世界的司令塔・元ニュージーランド代表SOダン・カーター(36)が16日、神戸市内でトップリーグ・神戸製鋼の入団会見を行った。

 主な一問一答は以下の通り。

 ―日本で何年ぐらいプレーしたいのか。どんな日本ラグビーの情報を得ているか。

 「私は若くないので現状、2シーズンの契約。その後のことは現時点では分かりません。自分のキャリアを神戸で終わらせようと思う。ただし、それが何年後かは分かりません。今まで素晴らしいチームでプレーしたが、最後に神戸でいいプレーをしたい。日本に来る前に、神鋼にいる外国人選手たちから、日本のラグビーは速く、シーズンごとにトップリーグ(TL)は強くなっていると聞いている。ファンの皆さんが見て面白いプレーをしていこうと思う」

 ―神鋼に入るまでの経緯と入団の決め手は何か。

 「経緯は、私は日本でプレーしたいと思っていて、それを聞いた神鋼からオファーがあった。決めた理由は、神鋼の優勝したいというビジョン。プレーオフまでいけば良いとかではなく、優勝したいというビジョンをもっていた。ぜひ貢献したいという気持ちになった」

 ―TLの大物選手は成功例、失敗例あるが。どうアプローチをしたいのか。

 「もちろん、新しい環境へのチャレンジはある。TL開幕まで7週間しかない。早めに慣れて貢献したい。どの試合でも重要。最初の試合からハイ・パフォーマンスでいきたい。ハードワークしないといけないと思う」

 ―日本にはラグビーを見たことがない人も多い。あなたのどこを見れば楽しめるか。

「面白い質問ですね。日本では他のスポーツと比べて、ラグビーはメジャーじゃないかもしれない。ラグビーを分からない方でも私のスキル、精度、一貫性を見て頂ければ面白いと思う。キックひとつとっても、私は決まった場所に落とし、ポストの間を通す。ラグビーは激しいスポーツ。激しさの中で私の冷静さ、リーダーシップを見せたい。周りの選手とコミュニケーションをとり、チームをオーガナイズしたい」

 ―日本にどんな新しいモチベーションがあるのか

 「私ほど長くプレーするとチャレンジが必要。新しいチャレンジにはモチベーションが必要。(03年から15年までプレーした)オールブラックスとクルセイダーズは居心地が良かった。新しいチャレンジのためフランス(1部ラシン92)へ行った。3シーズンが終わったとき、あと2年欧州でやるかどうするか、というときに日本からオファーがあった。日本のラグビーはさらに成長している。それも自分のモチベーションになっている。チームメートにも自分のスキルを証明したい。日本でのプレーが最後。今までで一番ハードワークをしたい。日本でのプレーを楽しみたい」

 ―日本食はどうか。

 「一番好きな食べ物はスシ。日本のスシは世界一。ニュージーランドの栄養士からは『もっと納豆を食べなさい』と言われる。好きになるように頑張ってたくさん食べます(笑)」

 ◆ダン・カーター(本名ダニエル・カーター)1982年3月5日、ニュージーランド・クライストチャーチ生まれ。36歳。2003年、地元のクルセイダーズでスーパーラグビー(当時スーパー12)デビュー。同年、ニュージーランド代表初選出。自国開催の11年W杯は負傷で途中離脱したが、15年W杯で連覇に貢献。代表通算112キャップ。テストマッチで世界歴代1位の1598得点。05、12、15年、IRB(国際ラグビーボード)の最優秀選手賞。15年W杯後から今夏まで仏1部ラシン92でプレー。ポジションはSO、センター。179センチ、94キロ。

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