大本男子監督、処遇「連盟判断」…水球女子代表批判合宿打ち切り問題

スポーツ報知

 水球女子日本代表の強化合宿が予定の日数を終えずに打ち切られた問題に関し、日本水泳連盟の原朗水球委員長は21日、フェイスブック上で女子代表選手を批判した男子日本代表監督の大本洋嗣氏(51)の処遇を、水連の判断に委ねる考えを示した。

 水球委は週明けにも報告書を水連に提出予定。原委員長は大本氏について「フェイスブックの投稿は事実なので。本人も反省していると思う」と述べた。8月にジャカルタ・アジア大会が控えており、女子代表の本宮万記弘監督とともに、水球委としては現体制の維持を希望するものの「報告書を出した上で、連盟の判断ということになる」と明かした。

 今回の件では、SNS上で批判された選手の精神的なダメージが深刻なため、水球委としてケアの方策を具体的に練っていく方針。合宿では炎天下の厳しい練習で、選手がやけどのような症状を負ったりする事態も起きたが「スパルタ式の練習という事実はないと思っている」との見方を示した。

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