石川佳純、東京五輪までの2年間「後悔のない日々を送りたい」韓国オープンから帰国

スポーツ報知

 卓球女子世界ランク4位の石川佳純(25)=が22日、ワールドツアーの韓国オープン(OP)を終えて羽田空港に帰国した。

 ツアーで最も格付けの高いプラチナ大会で、日本勢最高の4強入り。「全体的にプレー自体はすごく良かった。1か月間、意識してやってきたトレーニングやサーブレシーブがちょっとずつ成果が出たかなと感じた」。2回戦では中国の孫穎莎を4―1、準々決勝では伊藤美誠をストレートで下した。特に伊藤には3連敗中だっただけに「美誠ちゃんも今大活躍してるので、その中で勝てたことはすごく自信になりましたし、うれしかったです」と喜んだ。

 準決勝では世界1位の朱雨玲(中国)に0―4で敗れたが、前回対戦した5月の世界選手権団体戦決勝と比べ、手応えを感じる内容だったという。「世界選手権の時は、何やってるか分からないまま、終わっちゃった部分があった。今回はサーブレシーブとかいろいろ試してみたり、相手がいつもと違うなって思ってるだろうなというのを感じることができた。次にまた生かしたい」と振り返った。

 息つく暇もなく、24日からはプラチナ大会のオーストラリアOPに臨むが、同日には20年東京五輪の開幕まであと2年を迎える。「後悔のない日々を送りたいし、東京五輪までの道が良くても悪くても、それが全部力になっていくと思う。その過程を楽しみながら、成長していけるように頑張りたい」。2年後に向け、改めて決意の表情を浮かべていた。

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